🌀7/15🌀（2019/07/15 19:21）
2019/07/15 19:21
三連休、皆さまいかがお過ごしですか。
電車にて長距離移動中、
時間を持て余して
ブログをポチポチ打ってみました😊
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《安珍清姫》
安珍とは、大変見目麗しい僧でした。
清姫とは、熊野参拝に行く途中の安珍に宿を提供した庄屋の娘です。
安珍に一目惚れした清姫は、安珍が逗留してる間に男女の関係になり、初めて知る女の悦びに我を忘れ、身も心も捧げるほどに夢中になりました。
熊野参拝の帰りにも必ず訪れると言った安珍の言葉を信じ込み、清姫は期待に胸を膨らませながら指折り数えて待ち続けます。
しかし約束の日になっても安珍が現れないので、心配した清姫は安珍を探しに行きます。
対して安珍はというと、行きずりのアバンチュールを楽しんだだけなので、はなから清姫のところへ戻る気などさらさらありませんでした。
熊野参拝を済ませた安珍はまっすぐ道成寺に帰ろうとしますが、途中、清姫に追い付かれてしまいます。
再会を喜ぶ清姫に安珍は、私は安珍ではない、人違いだ、と更なる嘘を重ねてしらばっくれ、熊野権現の力を借りて清姫を金縛りで動けないようにしてから逃走します。
清姫、激おこです（笑）
ここで初めて騙されたと知った清姫は、怒りのあまり蛇身に化け、炎を吐きながら逃げる安珍を追います。
安珍は道成寺に逃げ込み、他の僧達に降ろしてもらった梵鐘の中に身を隠しますが、蛇身となった清姫はまっすぐに鐘に向かうとその身を巻き付かせ、炎を噴き上げて安珍を鐘ごと焼き滅ぼし、その後自らも川に身を投げてしまうのでした。
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…怖いお話ですね💦
世の男性方はきっと、清姫が狂ったストーカーに見えて恐怖を感じるのではないかな…と思います。
結果論で言えば、その通りですね。
炎を吐きながら追ってくる蛇に化けた女、怖すぎます（笑）
でも私は、清姫の純粋に安珍を慕う気持ちを考えると、本当に怖いのはこれほど安易な考えでまっすぐな女心を弄び踏み躙る男性の不誠実さだと思うのです。
僧なのに女遊び、相手を勘違いさせる嘘や思わせぶりな言動、それにより夢中になってる相手を見て満足感を得て、あとは放置無視なんて、まるで望んで怨まれたいとしか思えません😱
さらに、帰る道中、清姫に追い付かれた時の安珍の対応はまさに火に油、嘘に嘘を重ねて小手先のごまかしで逃走するなんて、もう何をどうしようと収まりのつかないものにしてしまいました。
ここは安珍にとってリカバリーを図れるラストチャンスで、清姫の想いを昇華させてやるような対応をできていれば、お互いにとって平和的な解決が見られたかもしれないとても重要な分岐点です。
安珍が対応をミスった事で蛇身となった清姫の心は多分もう、愛されたいとか嫌われたくないとか綺麗な想い出にしておきたいとかそんなものは全く消え失せて、「死なば諸共で結構、この怨み晴らさでおくべきか」に変わり、完全にリカバリー不可能状態に…
可愛さ余って憎さ百倍、とても直接的な因果応報ですよね💦
蛇身に化けた女も大概にして怖いけど、でも女をそうさせたのは他ならぬ殿方自身ですからね…自業自得とも言えます。
騙される側もバカなのかもですが、そうは言っても騙した側がなんの報いも受けずに何事もなく普通に暮らし続けるなんて騙された側は収まらない、だから自らの手でケリを付けて死なば諸共になるのでしょう…これでドローだと（笑）
男性の皆様方、女遊びの際は人として大人として最低限の誠意とマナーを守り、双方納得の範囲でスマートで綺麗なお付き合いを心掛けてくださいね♪
女性の皆様方も、見る目を養い、疑問を感じたら都度ちゃんと確かめながら、蛇身にならなくて済むような幸せなお付き合いを目指しましょう♪
え、私…？
女ではありますが男性が女遊びをしてしまう心理は理解できちゃうので、そうですね…擬似恋愛アドバイザーにでもなろうかな😑
※安珍と清姫の関係については肉体関係も無く清姫の一方的な想い等、諸説ありますが、そもそも勘違いさせなければ蛇身に化けるなどあり得ないと個人的には思うので、私は安珍プレイボーイ説を支持します笑
